有機肥料と化学肥料
肥料には、有機肥料と化成肥料(無機肥料)があるのはご存知ですよね。有機肥料は、動物性や植物性の肥料で、堆肥、鶏ふん、牛ふん、骨粉、油かすなどと、これらをバランスよく混合した有機配合肥料があります。
化学肥料は、工場で化学的に合成して作られた肥料で、硫安(チッソ肥料)、硫酸カリ(カリ肥料)、過リンサン石灰(リンサン肥料)と、それらをバランス良く配合した化成肥料があります。
効率的には、化学肥料が良いので一般的に使われていますが、畑の土がやせてきます。やはり、より自然な有機物を多く含んだ土作りが、健康的で美味しい野菜つくりの基本だと考えています。
グリーンフェイバーについて
産業廃棄物の動植物性残さ(鮭の残さ)を、これまで焼却施設で中間処理を行っていましたがCO2の削減を考慮し、資源化の取り組みを考えていました。そこで動植物性残さ、木くず、牛糞の混合により堆肥化(高温発酵処理)を行ないます。
木くずの破砕により再資源化されたチップ、動植物性残さ、動物の糞尿を攪拌し堆肥化をはかります。製作中は臭気の抑制をするため、シャッターを設置して外部への臭気の漏洩を防げる構造となっています。堆肥の発酵期間は約40日間発酵させ、完熟堆肥を製作します。